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『五稜郭残党伝』 by 佐々木譲

ご無沙汰です。佐々木譲の「五稜郭残党伝」を読みました。

五稜郭といえば函館。函館といえば、「東京大学物語(江川達也)」です。

*なんか、江川達也監督で映画化されているんですね。知りませんでした。

明治初頭の「勝てば官軍」の戊辰戦争最後の函館戦争の地ですね。奈良や京都、東京(江戸)とは違った意味で、歴史ロマン(近代歴史ロマンと呼ぶべきか?)を感じます。

実は、函館にはまだ行ったことがなく、国内で行ってみたい都市の中ではかなり上位に位置しています。

それはともかく、物語は、五稜郭から敗戦寸前に脱走した2人の脱走劇である。文庫の解説にもあったが、話の展開がワザとらしいほどに西部劇である。

この時代の北海道が開拓が始まったばかりで、状況も非常に似かよっているように書かれている。読んでいってスイスイ読め、それでいて登場人物一人一人にそれなりのドラマが隠されているように書かれている。面白かった。
中心の2人以外にも、何人も特色ある人物が出てくるのだ。一番気になったのは、アイヌとの混血少女「ヤエコエリカ」がこれからどうなったかだ。すでに佐々木譲は書いているのだろうか?

取り敢えずおすすめ度:★★★★☆

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